症例
癲癇(てんかん)・ウエスト症候群・発作による体の強ばり、緊張緩和
1.発症年齢は生後2歳未満(多くは3~11か月)
2.シリーズ形成しやすい、覚醒直後に好発するてんかん性スパスム:約10秒程度で出現する極短時間の四肢の筋攣縮(座位では一瞬の頭部前屈を伴う。)がある。
生後間もなく発症のお子様。
数度の入退院を繰り返し、鍼で少しでも良くなるならと来院頂きました。
お子様も大人と同様に、氣血の巡りを良くし過剰な働きや無駄な熱を取り除く作業を行います。
大人とは異なり、発達段階のお子様は施術時間や場所は少なく、負担のない様行ないます。
「泣き叫ぶのを無理やり」という事は致しません。心地よく、気持ちよくが大切です。
お子様によりますが、ご家族が喜んで頂ける結果がでています。
※鍼灸でできる事※
繰り返す発作により、身体は疲れ切っています。
鍼灸で、癲癇を治す!!ではなく
メインは癲癇発作により疲れた身体のストレス・緊張を緩和し
少しでも心地良い時間が増える様にすることです。
まずは、そこからです。
夜泣きのはり ぐずり お母さんの負担が減りました。
「子供用のはり」を使用し、興奮して自身で治める事の出来ない
逆上せた状態を鎮めていきます。
こちらのお子様も週に1度のペースで、三ヶ月来院頂きました。
一度目は、お子様も初めてされる事に緊張し、泣いてしまいましたが、
二度、三度と回を重ねるごとに嫌がる事もなく施術を受けてくれました。
二回目の施術以降、お母さまにも効果を感じて頂き、夜泣きが無い日が3日、5日、10日と延び
最後は、二週間に一度でも問題なく夜を過ごして頂ける様になり、ひとまず終了となりました。
※発熱や遠出での疲れ、緊張などでまた、夜泣きやぐずりがでる事があります。
二人目の出産直後の鍼治療で産後の肥立ち、子宮の戻りも順調な39歳女性
35歳で初産の時からのお付き合いの女性です。
出産前のつわりや不快感も少なく、常に体を整える施術をうけて頂いていました。
一人目、2時間ほどで安産。お子様も夜泣きなしでよく眠り元気なお子様です。
二人目、こちらも安産でした。出産後もお腹が空いて寝れない。と仰るほどお母さまもお子様も元気でした。
2回の出産後すぐに、鍼治療を施しお母さまには子宮が縮んでいく(落ち着く)感覚を感じて頂け、母乳もしっかりでていました。
お母さまはもちろんお二人のお子様も元気、元気です。
元氣な男の子だけど、すぐにパニックになりイライラしたり疲れやすい
元氣に通学し習い事もしたり、お友達と楽しく遊んでいますが
兄弟や周りのお子様より敏感で突発的な出来事ではパニックとなりうずくまってしまうほど心身に負担を抱えてしまいます。
身体が緊張状態・疲れが取れない事が多いので鍼で緊張を緩めていきます。
最初は「怖い」と嫌がりますが、根気よく回数を重ねていくと「鍼をすると気持ちいい」と仰ってっくれます。
バランスを保つために、爪を噛んだり、叫んだり、物に当たったり、頭や耳の奥が痒くなったりするのも特徴です。
年齢を重ねると腰が痛くなる(抜ける)事もあります。
鍼灸治療は、極まった心身の状態を緩やかに平らな状態に戻すことです。
よく眠り、にこにこ機嫌の良い子供の小児はり
こちらのお子さんは、母胎にいるときからのお付き合い。妊娠前・中・後とお母さまのケアを定期的に行なっております。お子様も一緒に(刺さない鍼)でケアをしております。
生活環境・性格など様々な要因がありますが「夜泣き知らず」で大病もなくすくすく成長されています。とにかく機嫌がよいお子さんです。
12歳 男児 多動 注意欠陥症
大阪より、1時間以上かけて来院。
授業中その他、集中力がもたづ『イライラ』してしまい、頑張りたいのに頑張れない毎日を送っておられました。
最初は、鍼が嫌で来院を拒んでいましたが初回、2回3回と受診した時点でお子様自身に体調の変化を感じて頂けたようで自ら鍼に連れて行って「鍼は気持ちいい」「身体が軽くなる」とおっしゃるようになったそうです。
かかりつけ医での定期検査でもスコアが上がったそうで、ご家族も目に見える数値の変化に喜んで下さりました。
全11回 週1回で続けて来院していただきました。
小学生女児 10歳 目のかすみ・見えにくい
初めは「鍼が怖い」と施術拒否をしていましたが、刺さない事と鍼をした後は「きもちいい」「眼鏡するの忘れる」と
毎回の施術を楽しみにしてくれています。
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